インビザライン 2
副院長の今野です。
私自身がマウスピース矯正(インビザライン)治療を
開始して約1か月経ちました。
ここ1か月使用して感じたことをお伝えしたいと思います。
まず歯に装置(ブラケット)を付けてワイヤーで治療する
方法に比べて楽だということ。
ブラケットを付けて治療を受けたのは小学校のときですが、
東北大の矯正歯科に入局したときも、新入医局員同士の練習で
装置をお互いに付けたので装着感は良く覚えています。
ブラケットに慣れるまでは約2週間くらいかかりました。
インビザラインは表面がツルツルなので違和感が少なく直ぐに慣れました。
ただし、歯茎に近いところの境目はすこしザラザラしているので
舌や唇が擦れると気になることがありました。
そして少しずつ歯を動かすように設計されてくるため痛みがほとんどないです。
インビザラインは歯磨きをしてから装着します。
歯を全て覆うような形態をしているので、歯磨きしないと
汚れをそのままパックしてしまうことになります。
これは虫歯や歯周病の進行の原因になってしまいます。
私、歯磨きはかなり丁寧に時間を掛けて歯面がツルツルに
なるまで磨いています。
そこまで磨いても長時間インビザラインを付けた後の
歯面はややヌルヌルした感じがします。
ただし、自分で取り外し可能な装置ですから歯磨き自体は
他の矯正装置に比べてとても楽です。
しっかりと歯磨きしないとせっかく歯並びを治しても
むし歯や歯周病が進行しかねません。
ここは最も注意しなければいけないと感じています。
インビザラインを装着している間はほとんど
間食することがなくなりました。
何か食べたらしっかり歯磨きしないとまた装着できないですからね。
食のリズムが正確になり、ダイエットにつながるかも!?
矯正しながら痩せる、良いですよね~!!
最後に見た目。
インビザラインを装着したまま久しぶりに会った歯科技工士さんと
話をしたのですが、私から装着してるんだよ~と言うまで
全く気付かれませんでした。
これはビジネスマンの方や、受付の方、OLさんなど
ブラケットによる治療はちょっと、と考えてらっしゃる方には
インビザラインは最適ではないかと思いました。
逆に料理人の方や、間食をやめられない方にはあまり適さない
治療法なのかもしれません。
ここ一ヶ月で、歯が動いてると実感しています。
またちょっとしたら報告しますね。
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